休校中、小学生の過ごし方とアフターコロナ

休校になって2週間あまり。慣れるまではちゃんとさせなきゃ的な感じで気張ってしまうこともありましたが、最近は子どものいる暮らしにも慣れ、もっと心ゆるめてやってこうよ!と開き直れるようになりました。

毎日のやるべきことだけやれば(私の場合は最低限の家事、子どもたちは最低限の勉強)ダラダラOKと思いっきりハードルを下げました。期間限定だと割り切って、それよりも家の中で過ごすことが楽しい!心地いい!って思うこと(思わせること)を最重要項目にしました。

以前ブログでオススメの過ごし方を書きましたが、ネタ切れしてませんか?最近の我が家のブームを書きますね。

まず大前提として、なんのために今休みなのか?は、あなたたちの命が大切だからだよっていうニュアンスのことを子どもたちに言いました。必ずまた学校行けるようになるから、それまでに自分磨きをしておこうね!と、この休み中がいい機会だと思って「コツコツ積み重ねる努力」を体感してもらっています。

「あなたたちの仕事は勉強をすること。休校だからって、普通の休日とは違うんだよ」ということを伝えて、最低限しなきゃいけない家庭学習を毎日少しずつ。(小5のお姉ちゃんは国算理社の塾から出ている課題をこなす、次女は小1の漢字の復習・公文の算数プリント)

我が家のリビングいつものパターン。(拙著:虫のいい家仕事より)

休校中は、朝から気分を変えてレイアウトを変更する日もあります!棚と机をバラバラに買ったので、こんな風にもできるんです。しかも何も置いてない机は軽いので、子どもたちの力だけで模様替えができるんです。夕方にはいつもの定位置に戻します。

2人が向き合うと、どうしてもぺちゃくちゃおしゃべりしちゃいます。
そんな時は「ハイハイ!集中して〜」と声をかけながら、勉強を見守ります。

デスクは堀田木工所のカルロです。我が家の色はブラウン(ウォールナット)本棚は高さを自由に変えれるので、大きくなってからもいろんなパターンで使えそうです。

 

 

私も含めて3人でダイニングテーブルでやることもあります。

勉強が終われば自由時間です。基本的に午前中は学習、お昼ご飯を食べて午後は好きなことをやるという日が多いです。次女は縄とびにハマっていて、毎日少しずつ記録が伸びていくことが喜びみたいです。どうしても二重跳びができるようにしたいらしく、2年生になったらみんなを驚かせちゃおう!作戦でがんばっています。あとは、鬼滅の刃のぬりえ をダウンロードしてあげて、ひたすら塗るとか(笑)

ものすごい人気なのね・・・ねずこ。今、我が家では紅蓮花がエンドレスに流れています。

本当に、今の小5って忙しいんですよ。私が子どもの頃と全然違う。いつもは、8時〜学校行って、16時に一回帰ってきておやつ食べたら、お弁当持って塾行って、夜8時すぎに帰ってくるみたいな生活。その辺のサラリーマンより活動時間長いよなって思っています。だからこそ、ぬりえ みたいに好きなことに没頭できる時間って貴重だなって思うんです。このゆとりは休校ならでは。春休みなどの長期休みは春期講習とか、旅行とか結局いろいろスケジュールが入って忙しいから。

もちろん、テレビも見ます。dTV を契約しているので、鬼滅の刃なんて何回リピートしてみたことか。コナンもドラえもんもどんだけあるの?ってぐらい昔の放送が見放題ですし。ただ、みる前に約束をします。今から何話分みるの?と。勉強がんばったから3個みたい!とか。自分で決めさせることによって、ちゃんと3話分みたら、自分でテレビを消すので、それ以上見続けることは防げるように思います。

あと子どもたちがハマってるのは、キッチンに立つことですね。

生活クラブのビオサポセットを使って11歳の長女は料理を作ることの楽しさに目覚めたようです。

料理って初心者であればあるほど、頭使うなと。まずレシピを読んで、頭の中でイメージさせるという技が習得できますよね。私は一切、手も口も出しません。自分で読んで内容を理解して、まずやってごらんと。最初は間違ってもいいんだよって。

餃子を包むのはもう何十回とやらせているので、具さえ用意してあげれば包むことはお任せできるようになりました。

料理も一通りできるようになってきたので、プラスαで最近は自分が食べるおやつを作ることにも挑戦しています。

お菓子作りって、一番算数使うんじゃないかな?例えば、生クリーム1/3カップとか、砂糖60gとか、8等分とか、今までの算数の総決算みたいにね。ちゃんと生きていくためには小学校のときに習ったことがすごく大切で、その勉強がどう暮らしに役に立つのかがよくわかったと思う。こんなに砂糖入れるの?と驚いてました。市販品の甘さってどんだけ砂糖入れてんだって怖さも知れるよね。

きょうの料理 ビギナーズに載っていたいちごのレアチーズケーキ。1時間ぐらいかけて、子どもたちの手で全部作りました。いいヒマつぶし。

きょうの料理 ビギナーズをはじめて読んだんだけど、すごくわかりやすいレシピ雑誌です。作ってみたくなるようなレシピがたくさんあって、時間があるこの休み中に私がいろいろと挑戦してます。晩ご飯、急がなくていいから、今は1時間ぐらいかけてのんびり準備してるんです。だからいつもより少しだけ幸せな気持ち増しで料理できています。

ちょうど冷蔵庫の中に市販のベイクドチーズケーキもあって、食べ比べてみたんだけど、やっぱり自分たちで作ったやつのが100倍おいしいって。わかるよその気持ち、作った人にしかこの喜びはわかんないんだ。

スタバ風のスコーンとブラックタピオカミルクティー

あとはホットケーキミックスで作るチョコスコーン。これも簡単だから、子どもだけで作らせました。オーブンで焼くと、家中チョコとバターのいい香り〜!乾燥タピオカをグツグツ煮て。家でつくればトッピングマシマシ無料!

家で作ると、お得、幸せ、美味しい!ということがわかってもらえるいい機会です。長女に「学校はめちゃくちゃ楽しいけど、家で過ごすこともちょっとだけ楽しいかも〜」って言ってもらえて嬉しかったです。「でも学校のほうがいいけどね」と捨てゼリフもいただきましたが(笑)

他人からのいいね!より家族からのいいね!が1番。

私は普段テレワークだったので、コロナの前後で暮らしは大きく変わっていないんです。会議の日は出勤するけど、オンラインで会議することもある。コロナによって私のような働き方が推奨され出し、世の中がようやく追いついてきた感じ。

アフターコロナの世界は、私のようなシンプルライフをする人が増えるんじゃないかなと予想しています。3年前に発売した本「ゆるく暮らす」の内容がまさにアフターコロナの世界だなと。

↑電子書籍ありますので、読んでみてくださいね。

大量消費して、たくさんのモノに囲まれることこそ豊かな暮らしは時代遅れです。

いつもできないことにチャレンジすることが、自由なんだと知る。

ゆったりとした時間の使い方こそが、実は豊かなことだと知る。

家の中が整っていることだけで、幸せのレベルが上がることを知る。

アフターコロナの価値観は大きく変わると思います。みなさんで新しい時代の暮らしの概念をつくっていきましょう。

8件のコメント

  1. マキさん、こんにちは。
    いつも楽しく見させてもらっています。

    こどもの学習机用の椅子の購入を検討しています。マキさんのお子さんは二人が違った椅子を使っているように見えるのですが、どこのを使っていますか。また何か特徴や選んだ理由を教えていただけますか。

    1. メイさん
      こんにちは。ご無沙汰しています。
      イスは長女のは杉工場の学習チェア スピカ ウォールナットで、次女のは堀田木工所製の学習チェアです。
      ブログ内にリンク貼っておきますね〜
      選んだ深い理由はなく、机とセットで買ったから同じメーカーで揃えたかっただけです。

  2. お二人ともマキさんと同じくらいいいことをおっしゃる!
    本当に、観光業や飲食店などビジネスの責任を負っていない人間だから呑気なことを言えるのかもしれませんが、たくさんの方が働き方や時間の過ごし方を見直すきっかけになったことは確かでしょうね!
    本当に毎日会社に行かなくても仕事できるとか、フレックスタイムも実はできるねとか、別にその人が出席しなくても支障なかった会議とか、学校でも本来の行事の意味から逆算したらやらなくていいなって分かった式のプログラムとか、山ほどありそうです笑。
    日々忙しいような気になって仕事や学校に行っていても、いざ、自分で考えて目的を持った有意義な時間を過ごそうとすると難しいので、実は普段、自分の人生の大事な時間だと意識して過ごしていなかったのかも…。

    1. AIさん
      コメント&共感うれしいです!本当、みなさんいいコメントをしてくださる、ありがたいです。
      日本は変わるときですよね。特に教育は、先進国はオンライン授業が難なくできているのに、
      日本はなんてアナログなんだろう?と呆れています。
      教育のトップが年配者が多いからだろうなぁと思うんです。IT?わかんないからやめとこ?的な。
      遅れまくってるなぁと。軽く私イカってますもん。だから学校の先生が大変なんだよと。
      学校は、人との触れ合いとか、コミニュケーションを学ぶところであって授業自体はオンラインで十分かもと。
      自分が結構IT進んでる会社にいるので、会議はオンライン、ペーパーレス、クラウドサービス活用で
      ほぼPCあればなんでもできるので、ビジネスで進んでいる最新の仕組みを早く国で、教育現場で実践して欲しいです。

  3. マキさんのアフターコロナって表現が、なんか前向きでいい!と思いました。コロナでいつもより不便な生活を経験しながら、今まで当たり前に使っていた物やシステムが、実はなくても大丈夫!と気づくことがたくさんあります。
    お店の営業時間や職場の会議などの時間が短くなったことで働き方改革も進んだのではと思った事や、テーマパークなどがお休みになって子どもとの遊び方を見直すきっかけになったこと、マスクやティッシュぺーパーなど紙類をはじめ使い捨ての物に頼りすぎていたことなど…
    そして、卒業式についても!我が家は娘が卒園、夫が教員として卒業式を終えたのですが、いつもより制約があり、短時間でシンプルな内容、在校生や来賓不在の中で行われましたが、いつも以上に心がこもっていて、卒業を祝う雰囲気が普段よりも濃い印象がありました。夫も、今まで何度か卒業式を担任として経験しているけれど、一番感動して号泣してしまったとのことです。保護者の人たちからも、在校生や来賓がいないのは寂しいかと思ったけれど、体育館が広々と使えたし、おかげで我が子の姿も見えやすかったと。私も娘の卒園式が超短時間でしたが、親も子も集中力が切れることなく過ごせました。(あの短時間でも、娘はあくびしたり、脚をバタバタ、キョロキョロしてて、あれが通常の長さの式だったら…と思うとヒヤヒヤ笑)

    アフターコロナは、前よりもっと無駄を削ぎ落とした、必要な物や事だけに囲まれた社会になればいいなと私も思います!

    1. ぱぐ子さん
      いつもコメントありがとうございます!そうですね〜状況は刻一刻と変化していますが、
      社会全体で行き過ぎた世の中を見直すとき、新陳代謝の時期だなと感じています。
      卒業式もそうですが、家事も仕事もシンプルにポイントを絞って重要なことだけがいいですね。
      意外と子育てもそうなのかも??
      経済もそうですが、無駄が多かったし、足し算をし過ぎたなと。
      引き算をすることは勇気がいることだし、マイナスって一見ヒヤッとしますが、やってみると案外どうにかなるし、
      なーんだ大丈夫じゃん?と日本全体、世界全体で気づくタイミングだといいな〜と思っています。

  4. マキさん、いつも未来的な生き方に進んでおられると感心します。
    お子さんの育て方もすばらしく、お子さんが楽しく家で過ごされているようですてきです。
    テレワークなどコロナの影響でやっと推奨されていますよね。私は介護士のため、できませんが。笑
    子育てしている姉や弟に教えてあげたいです。

    1. はるよさん
      ご無沙汰しております、コメントありがとうございます。
      介護士さんは人と接するので、テレワークという働き方はできませんよね。
      でもはるよさんの介護を待っている方はたくさんいらっしゃるし、AI化が進んでもきっとなくならない大切な仕事です。
      私も頑張るので、はるよさんも頑張ってください!

コメントする

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。